友情

親友がいない人の特徴などない。ほとんどの人にはいないのだから。

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あなたには親友と呼べる人はいますか?

単なる仲の良い友達ではなく、心から信頼できてどんな時も助けてくれる、そして助けてあげたいと思うような相手です。

実は親友がいないと感じる人は多いです。

大人になればなるほど、生活スタイルに違いが出てきたり、友達との関係が割り切ったものになりがちなのは、多くの人が親友がいないと感じる一つの原因です。

親友がいない人の特徴などありません。多くの人には真の親友と呼べる人はいないのです。「親友」について私の視点で考察してみました。

親友とはどんな存在?

そもそも「親友」とはどのような存在のことを言うのでしょうか。

辞書によると「親友」の定義は以下となっています。

互いに心を許し合っている友。特に親しい友。

出典:<デジタル大辞泉(小学館)進化する国語辞典

互いに信頼し合っている友達。きわめて仲のよい友達。

出典:大辞林 第三版

「お互いに信頼し合っている」ことが、親友と呼ぶ上で重要だということがわかります。

「お互いに」というところがミソで、どちらか一方に信頼の感情がなければ親友とは言えないということです。

いつも一緒にいる友達のことを親友と呼ぶ人がよくいます。

子供の頃は一緒にいる相手を親友だと感じるのが普通でしょう。一番仲の良い友達、いつも遊ぶ友達を親友と子供の中では呼びます。

しかし、大人になるといつも一緒にいるだけでは親友と呼べなくなるのではないでしょうか。

なぜならそこには絶対的な信頼関係が必要だからです。

出かける時はいつも一緒だし気の合う友達だけど、絶対的に相手を信頼しているかと問われると即答できない。相手が自分を信頼してくれているのかなんてなおさらわからない。

あなたが親友と呼んでいる人は、あなたが心から信頼している人ですか?相手はあなたに信頼を寄せてくれているでしょうか?

親友がいないと感じる瞬間

忙しく毎日を過ごしていれば気になりませんが、ふと「自分には親友がいない」と思う瞬間が訪れることでしょう。

親友がいないと感じる瞬間はどんなときか、考えてみました。

何でも話せる・話してくれる相手がいない時

親友とは心を許している相手なので、何でも話すことができる存在であるはずです。

しかし、自分の全てを知っている友達がいない、相手の全てを知っている友達がいない時に、親友がいないと感じることでしょう。

今日あった些細な出来事や、楽しいこと、悲しいこと、辛かったことなど、プライドを捨てて全てを話せる相手が親友。そこまで自分をさらけ出せる相手がいなければ、親友はいないということです。

困った時に相談する相手がいない時

とても困っていることがあって誰かの助けを借りなければいけない時、相手に断られたり怒られることも覚悟で相談できる相手が親友です。

親友なら叱咤されることがあっても、よほど相手に失礼なことをしていなければ、関係が崩れることはないでしょう。

「こんなことを相談したら嫌われるかな?」「私の相談には乗ってくれないかな?」と自分が困っているのに相談を躊躇してしまうような相手は親友ではありません。

2人きりになると緊張してしまう時

友達とグループで会う時は問題ないけど2人きりだと緊張してしまってうまく話せない時、自分には心を許している相手がいない、親友がいないと感じることでしょう。

グループの人気者でも、1対1で心を許せる相手がいないという人は意外と多いです。

いつもグループの中心にいるような人は友達が多いように見えますが、実は親友はいないと寂しく感じることがあるでしょう。

親友だと思っていた相手にもっと仲の良い友達がいるのがわかった時

自分が親友だと思っていても、相手が自分を親友だと思っていないケースは多いです。

卒業旅行や夏祭りなど、一番仲の良い友達と出かけることが想像される場面で自分が誘われなかったり、自分が知らないところで他の共通の友達と遊んでいるのを知った時、相手には親友と思われていないことを感じるでしょう。

親友とは相思相愛であることが前提です。一方通行な友達への思いは、みんなが思っている以上に多いということでしょう。

ほとんどの人は親友がいない?

4人に1人は親友がいないと思っているなどと言われていますが、私は親友がいない人はもっと多いというのが私の意見です。

生活や環境によって友達との関係は変化していきます。小学校や中学校で親友だと思っていた友達と、30歳を過ぎても同じような関係が続いている人はそう多くはないでしょう。

就職で住む場所が変わった、生活レベルに違いが出てきた、価値観にズレが出てきたなど、成長していく中での自分の変化と友達の変化は必ずしも一緒になりません。

東京と地方住まい、日本と海外住まい、キャリアウーマンと専業主婦、独身と母親など、人生に対する考え方に開きが出てくるのは当然のこと。

価値観が異なると、何でも話せるはずだった相手と話の歯車が合わなくなってくることがあります。そして、今同じような状況の友達の方が、自分のことをわかってくれるのではないかと感じ始めます。

人生の変化や自分の成長に伴って、付き合う友達や友達に求めるものが変わってくるということでしょう。

さらに、大人になればなるほど、親友に対して求めるものが厳しくなります。

ただ相手が好きというだけでは成り立たず、相手に自分を理解してほしい、自分と同じような価値観を持つ人であってほしいと求めるので、なかなか親友ができないという事態に陥るのです。

こうして、大人になれば多くの人が親友がいないという感情を持ちます。特に仕事が軌道に乗り、自分の価値観が固まってきた30代〜40代に、ふと親友がいないと思う人が多いようです。

本当はみんな親友がいないと言えないだけ

実は多くの人が悩んでいる「親友がいない」という現実。それでも自分だけ親友がいないのではないかと感じるのは、親友がいるフリをしている人もたくさんいるからです。

親友がいないかわいそうな人だと思われたくない、自分の人生に価値を見出すために自分には親友がいると信じたい、そういう思いで親友がいると思い込む人もいます。

そういう人は自分には親友がいるという発言や、「親友は私の宝」などの薄っぺらい発言をみんなの前でするのが特徴です。

そこには、周囲から親友がいない寂しい人間だと思われないようにする目的と、「私たち親友だよね」と相手に有無を言わさず囲う目的があります。

真の親友なら、周囲にそれを見せびらかす必要もないし、心で分かり合えているだけで十分なのではないでしょうか。

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